aad1b611.JPG今日はノスタルジアの木曜日。
そこで、古い本をご紹介します。自宅の本棚を整理していたら、「歌えグルッぺ」という歌集(ロマンチックな言葉だなあ)が目につきました。これ学校の音楽の副読本で、小学四年生のときくばられたものです。それまでにも「歌はともだち」という副読本をもらっていたのですが、こちらのほうがコンパクトでありながら曲数も多い。譜面もついていてなかなか使い手のある本です。
頗る良書ではありますが問題が一つありました。グルッぺって…。小学生には意味がわかりません。ドイツ語で仲間だとかそんなニュアンスの言葉だと知ったのは大学生になってからのこと。
さらにこのグルッぺ、外来語に関する不親切さはその内容についても徹底されていました。いわく「ポーレチケ」いわく「レロンレロンシンタ」いわく…。曲名、歌詞問わず、何のてらいもなく、こうしたカタカナが出没します。学校の音楽といえば、春の小川が「さらさら行くよ」なんて余計な世話をやいている暇があるなら、ポーレチケの意味を教えてください文科省などと思うのですが…。しかし、グルッぺという言葉の意味などわからずとも、わあわあ楽しくみんなで歌っていられるのは素敵なこと。とりあえず、歌を歌うくらいの軽い結びつきでいいから、もう少し、というか、誰もがもう一度グルッぺになれればな、と思ったりしながら、ロンドンのテロのニュースを見て思いました。