明け方、空海、嵯峨天皇とあともう一人が思い出せなかったところがはじまりだった…。

野毛にて写真家・有高唯之氏とギタリストの福田真一朗氏と飲む。

有高氏いわく「野毛ははしごしたくなる町」で、今回も都合3軒渡り歩く。

実はJUMP亭で顔をあわせた三人で、ちょいと企画をやろうという打ち合わせのはずだったのだが、気がつけば部室トーク。男子だけというのは、ほんと十代からほとんど変化がない。ところが、こういうハッピートークの中に面白い企画はひそんでいるもので、だからこそ酒はやめられない…という理由でどんどん飲むのである。最終盤ドーベルマンワイフがやってきて3人とドーベルマンで語り合ったが、やはり男子トークであった。それにしても、語らえば語らうほどにいろいろネタは出てくる。だいたい3本は実行すべきものがある。すばらしい。

とまれ、それぞれ違うジャンルで仕事をする人間が、一つのテーマで共演するのは超前段階からすでにスリリング。俺は日夜、イベント名なんかを考えながら、今そこにある原稿3本から逃避している。ごめんなさい。

さて、こうして深夜まで飲むのは最高に楽しい。で夕方から深夜まで飲めば、いきおい仕事を早朝からすることになる。ところが、この早朝の仕事というのが実に具合がよくて、余計な電話はかかってこないし、なにより町が静かでいい。と思ったら今朝はご近所の妙齢の御夫人が激しく落ち葉の掃除をしている。レレレのおじさんはリアルに存在してたら恐いなと子供の頃思ったが、レレレのおばさんは、町のため、という大義があるのでさらに強力。なにしろ、帚の音がリズミカルすぎて、さっきから気がつくと擬音を書くところで

「ザッザッザッ」ばかり3度も書いていた。
どうも昨日からずっと3という数字がループしている。 
で、三筆のもう一人って誰だったっけ? 


**PLSMISのブログにてJUMP亭の様子が紹介されています。読んでめちゃめちゃ俺はあがってきました。