日常に不思議は一杯。そして悲喜こもごも。

隣の子供が

「つきがみだ〜」と騒いでいるので、俺はてっきり
「憑き神だ〜」と思って、おもわず手をあわせて般若心経(知らないけど)を唱えようとしたところ、二人の子供達は
「月見だ〜」と言いたかったらしい。ほっとした。


そういえば、昔、俺は「血が出た」の「血」を「チガ」だと思っていて、蚊にさされてかきくずしたのを「チガが出た」と騒いだ。以来35年近く、親戚はそのことを楽しそうに話す。

今日の不思議。

朝から植木屋さんが来ていて、チェーンソーで枝をばっさばっさ切っている。何時かと思ったら7時半であった。早起きは三文の得と言われても、俺は三文あげるから寝かせてほしいほうだ。頼む。普通の始業時間にはじめてくれ。

建物の周は木が立ち並んでいて、順に枝を切っている。手入れをしてやらないといかんのはわかる。だが、切ってきた枝をわざわざ我が家の前でさらに細かく切り刻むの何故だ。

ガアアアアアア〜。どうして、明け方まで先日のJUMP亭の映像を見て自画自賛してたせいで寝不足俺の家の前で切るのよ。不思議だ。

さらにもう一つ。

先日、東横線で前の席の両端に美人が座った。結構な美しさであったが、ようく見たら、双子と見紛うほどに似ている。

「同じ病院で治したのかな?」

などと無礼なことを思ったが、ともかく、二人は赤の他人らしくまったく知らんふり。他人のそら似でも美人の場合はジャックポットみたいなもので、何だか得したような気分でいたのだが…

ふと気づいたら、二人の間に座っている人々の顔まで両端の美人に似てきたのである!

顔のオセロ現象、あるいは顔面アタック25。

人の体はほとんど水だから、両サイドの美人のナイスなフォルムがバイブスとなって伝わり皆似てきた、俺は仮説をたてた。それが証拠に、左側の美人のほうが中目黒で下車したら、皆もとの顔に戻った。俺は嫌な予感がして自分の両側の人達を見たら、両方とも真っ黒に日焼けした野球部所属の学生であった。俺は窓にうつる自分の顔をちらりと見たが、俺の顔は白いままだった。バイブスは色は変えないのだろうか。

とまれ、先日のライブはまさに皆のバイブスのおかげで、初の試みなのに不思議と全然緊張もせず、話も一応オチがつけられた。不思議は楽しい。