前の晩、久しぶりに日吉の主水に行き、ああいい気分な夜を過ごし、帰る頃には空は白々。
仕事もあったので、結局2時間くらい仮眠して、また朝から仕事なんて具合だったので、試合の始まる頃には手足がぽっかぽかのねむねむ状態。
しかし、見ないわけにはいきません。だって
アルゼンチン対ドイツです。
なんといっても、今の時代にリケルメがばしばし仕事ができるサッカーを見せてくれる希有なチーム。美しく華麗で、もうやっぱ縦縞を愛してきてよかった。
で相手はドイツ。
僕のサッカー人生の幕開けはケンペスとオズワルド・アルディレスですから。
そしてマラドーナ先生が決定づけたわけで、なんていうか、今回はもうドキがムネムネ。
なにしろ水色好きだから野球もずっと西武ライオンズだしさ。

でもなあ、なんでアルゼンチン青いの着てんだよ。しょうがないけどさ。
あれ着てドイツに負けたんだよなあ。
で、不覚にも途中で眠ってしまい、後半なんか全然知らないうちにPK戦。むう。
でもさ、アルゼンチンってPK戦負けたことなくない(尻上がりのイントネーション)?
と心をおちつける。
とか思っていたら、ドイツもPK負けたことなくない?
いやだー。
で、結局、美人薄命。美しい大会随一の魅力的なサッカーを見せてくれた勇士たちは散ったのです。
あーあ。

で、腹立たしいのは、NHKの解説が、蹴る直前に「試合で決めた選手がPKで外すことってよくあるんですよね」とか言うのやめようよ。ほんとに外しちゃったでしょ。そういうことは終わってから言えばいい。試合中の解説は知的だったけど、あれでパー。コミュニケーションの基本としてだめよね。受験開始直前の生徒を見て「模試でできた生徒が本番よく落ちるんですよね」って予備校の先生がしたり顔で語るようなもの。呆れた。