新しい雑誌の打ち合わせ。

九段下のパレスサイドホテルのコーヒーショップでシーフードカレーを注文。
相手の編集氏はオムライス。

オムライスが先に来た。
給仕の女性が、「失礼します」とベレー帽のようにチキンライスの上にのっていたオムレツをナイフで割いた。
トローン
珍しいスタイルのサービスだけれど、面白い。なんつうかプレーっぽいのね。
ほかの接客はどうかなと思うところもあったけど、これは面白かった。ま、2回目は驚かないだろうけど。

ぼくのカレーはまだこない。
先だって、福神漬け、らっきょう、レーズン、 紅ショウガなど6種類の付け合わせが大量にやってきた。全部たいらげたい…。
ほどなくしてカレー登場。
ルーが大量で嬉しい。ぼくはたいがいご飯が残ってしまうので、これは欣喜雀躍。
具は、えび、たい、えび…。
玉ねぎがじっくり煮込んであって、味わい豊か。しかも辛い。
あー幸せ。
結局、つけあわせは手を付けず。

オムライスもおいしかったらしい。
馥郁たる時間。やっぱり飯って大事やね。

不退転の決意で新雑誌に臨む編集氏と話しはずみ、収穫の多い打ち合わせ。
接客がどうかと思うと味なんてぶっとんでしまうけど、今日はイマイチな接客にもかかわらず、これほど絶賛してしまう味。つまりは、やっぱり誰とどう食うかが大事。そういうことを再認識しながら、俺もこの企画がんばろうと思うのでありました。